![]() 受信器用トラッキングフィルタ
专利摘要:
帯域外信号および隣接チャネル信号を減ずるための、受信器中のトラッキングフィルタが記述される。1つの典型的なデザインでは、装置は、トラッキングフィルタ、LNA、およびダウンコンバータを含む。トラッキングフィルタは、加算器、フィルタ、およびアップコンバータを含む。加算器は、フィードバック信号を入力信号から減じ、第1信号を提供する。LNAは、第1信号を増幅し、第2信号を提供する。ダウンコンバータは、第2信号を周波数ダウンコンバートし、出力信号を提供する。フィルタは、出力信号を濾波し(例えば、微分し)、第3信号を提供する。フィルタは、希望信号を遮断し、帯域外信号成分を通す。アップコンバータは、第3信号を周波数アップコンバートし、フィードバック信号の導出の元となる第4信号を提供する。トラッキングフィルタは、希望信号の周波数に基づいて定まる等価的帯域通過フィルタ応答および可変の中心周波数を有する。 公开号:JP2011508486A 申请号:JP2010538170 申请日:2008-12-11 公开日:2011-03-10 发明作者:サホタ、ガーカンワル・シン;スリダラ、ラビ;ナラソング、チューチャーン 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:H04B1-18
专利说明:
[0001] 本開示は、概して電子回路に関し、より具体的には受信器用フィルタに関する。] 背景技術 [0002] 無線通信装置(例えば携帯電話)は、トランシーバを利用して無線通信システムとの相互通信を達成し得る。トランシーバはデータ送信のための送信器およびデータ受信のための受信器を含み得る。データ送信については、送信器は、無線周波数(RF)搬送波信号をデータで変調して変調された信号を取得し得る。送信器は、変調された信号をさらに増幅して出力RF信号を得、次に、この信号を無線システム中の基地局へ無線チャネルを介して送り得る。データ受信については、受信器は基地局からRF信号を受信し得、受信されたRF信号を調整および処理して基地局によって送られたデータを取得し得る。] [0003] 無線装置は相違する無線系と通信することができ得、また/または複数の周波数帯上での動作をサポートし得る。これらの能力は、無線装置がより多くのシステムから通信サービスを受け取るとともにより大きな履域を享受することを可能にし得る。無線装置は、受信器の中において、全てのサポートされている周波数帯およびシステム用の複数の受信経路を有し得る。受信経路は各々、帯域通過フィルタ、低ノイズ増幅器(LNA)等の回路ブロックの組を含み得る。各受信経路用の回路ブロックは、具体的にはその受信器経路によってサポートされている周波数帯および/またはシステム用に設計され得る。無線装置は、複数の周波数帯および/または複数のシステムをサポートするために多くの受信経路および多くの回路ブロックを有し得る。これらの多くの受信経路が複雑性、サイズ、コスト、および/または無線装置の電源消費を増加させ得る。これらのいずれも望ましくないものであり得る。] 図面の簡単な説明 [0004] 複数のシステムと通信する無線装置を示す。 無線装置の典型的なデザインのブロック図を示す。 無線装置の別の典型的なデザインのブロック図を示す。 RFバックエンドのブロック図を示す。 トラッキングフィルタを備えた受信経路のブロック図を示す。 トラッキングフィルタを備えた別の受信経路のブロック図を示す。 別のトラッキングフィルタを備えた受信経路のブロック図を示す。 さらに別のトラッキングフィルタを備えた受信経路のブロック図を示す。 微分器のブロック図を示す。 トラッキングフィルタを備えた受信された信号の処理を示す。] 実施例 [0005] 「典型的である(典型的な)」という文言は、本明細書において、「例、事例、または実例として役立つ」ことを意味するために使用される。「典型的である(典型的な)」と本明細書において記述されているあらゆる実施形態は、必ずしも、好ましいものまたは他の実施形態よりも有利なものとして解釈されるべきではない。] [0006] 本明細書において記述されるトラッキングフィルタは、様々な無線および有線通信装置用に使用され得、これらの様々な無線および有線通信装置は任意の数の通信システムおよび任意の数の周波数帯をサポートし得る。例えば、トラッキングフィルタは、符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、放送システム、衛星測位システム等用の無線通信装置用に使用され得る。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000等の無線技術を実現し得る。UTRAは広帯域CDMA(W−CDMA)および他のCDMAバージョンを含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムはグローバル移動体通信システム(GSM)等の無線技術を実現し得る。OFDMAシステムは、エボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE(Wi−Fi)、IEEE(WiMAX)、IEEE、フラッシュOFDM802.20 802.16 802.11等の無線技術を実現し得る。UTRAおよびe−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。UTRA、e−UTRA、UMTS、およびGSMは「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名の組織による文書において記述される。cdma2000とUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名の組織による文書において記述される。これらの様々な無線技術および規格は当技術において知られている。] [0007] 図1は、複数の無線通信システム120および122と通信することが可能な無線通信装置110を示している。無線システム120は、W−CDMAまたはcdma2000を実現し得るCDMAシステムであり得る。無線システム122はGSMシステムであり得る。簡略化のために、図1は、1つの基地局130と1つの移動通信交換局(MSC)140を含んだ無線システム120、および1つの基地局132と1つの無線ネットワークコントローラ(RNC)を含んだシステム122を示す。一般に、システムは各々、任意の数の基地局および任意の組のネットワークエンティティーを含み得る。システム120において、基地局130は、その履域における無線装置のための無線通信をサポートし、また、MSC140は、MSCに接続されている基地局のための調整と制御を提供する。システム122において、基地局132は、その履域における無線装置のための無線通信をサポートし、また、RNC142はこのRNCに接続されている基地局のための調整と制御を提供する。基地局は、ノードB、エボルブドノードB(eNB)、アクセスポイントなどとも称され得、MSC140およびRNC142は他の何らかの用語によっても称され得る。] 図1 [0008] 無線装置110は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、無線対応コンピュータ、無線モデム、携帯型装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機などであり得る。無線装置110は、ユーザ装置(UE)、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などとも称され得る。無線装置110は任意の数のアンテナととともに構成され得る。1つの典型的なデザインでは、無線装置110は1つの外部アンテナおよび1つの内部アンテナを含む。複数のアンテナが使用されて、有害な経路効果、例としてフェージング、マルチパス、干渉などに対するダイバーシチを提供してもよい。] [0009] 無線装置110は放送局からも信号を受け取ることが可能であり得る。簡略化のために、1つの放送局134だけが図1において示される。無線装置110は、MediaFLOTM、ハンドヘルド用ディジタルビデオ放送(DVB−H)、地上テレビジョン放送(ISDBT)用総合ディジタル放送、および/または他の地上放送システムをサポートし得る。] 図1 [0010] 無線装置110は、衛星150からも信号を受け取ることが可能であり得る。衛星150は、アメリカの全地球測位システム(GPS)、ヨーロッパのガリレオシステム、ロシアのGLONASSシステムなどのような衛星測位システム(SPS)に属し得る。各GPS衛星は、地上のGPS受信器がGPS信号の到着時刻(TOA)を測定することを可能にする情報とともに符号化されたGPS信号を送る。十分な数のGPS衛星についての測定値が使用されて、GPS受信器についての正確な3次元位置推定値を取得し得る。] [0011] 一般に、無線装置110は、任意の無線技術(例えばW−CDMA、cdma2000、GSM、GPSなど)によって任意の数の無線システムと通信することができ得る。簡潔化のために、以下の記述の多くは、無線装置110がGSMおよびCDMA(例えばW−CDMAおよび/またはcdma2000)システムと通信することおよびGPS信号を受け取ることが可能であるものとする。無線装置110はまた、任意の数の周波数帯をサポートし得る。] [0012] 図2は、無線装置110aのブロック図を示している。これは、図1中の無線装置110の1つの典型的なデザインである。無線装置110aは、アナログ部分210およびディジタル部260を含む。アナログ部210は、GSMおよびCDMA用の複数の周波数帯およびGPS用の1つの周波数帯を協働でサポートするRFフロントエンド220およびRFバックエンド250を含む。GSMは時分割二重化(TDD)を使用し、また、同じ周波数チャネルが使用されて相違する時間間隔中で送受信を行なう。CDMAは周波数分割二重化(FDD)を使用し、また、相違する周波数チャネルが使用されて同時に送受信を行なう。] 図1 図2 [0013] RFフロントエンド220において、アンテナ(Ant)スイッチモジュール222は、RFフロントエンド220がGSMまたはCDMAのいずれかを処理することを可能にするようにスイッチングを行なう。RFフロントエンド220がGSMを処理している場合、モジュール222は、さらに送信と受信の間のスイッチングを行なう。モジュール222は、1次アンテナ202と接続されたアンテナポート、およびデュプレクサ240、電力増幅器(PA)228、ならびに表面弾性波(SAW)フィルタ230a〜230dと接続された複数の入力ポートを有している。モジュール222は、所与の瞬間に複数の入力ポートのうちの1つにアンテナポートを接続する。] [0014] GSMについては、モジュール222は、送信期間の間、送信GSM信号をPA228からアンテナ202に接続し、受信期間の間、受信されたRF信号をアンテナ202からSAWフィルタ230a〜230dのうちの1つに接続する。各SAWフィルタ230は、それぞれの周波数帯についての入力RF信号を濾波する。SAWフィルタ230a〜230dは、濾波されたRF信号をLNA232a〜232dにそれぞれ提供する。各LNA232は、その濾波されたRF信号を増幅し、増幅されたRF信号をRFバックエンド250に提供する。送信経路については、RFバックエンド250からの出力GSM信号はフィルタ226によって濾波されるとともにPA228によって増幅されて送信GSM信号を得る。送信GSM信号はモジュール222によってアンテナ202に接続される。] [0015] CDMAについては、モジュール222は、アンテナ202をデュプレクサ240に接続する。デュプレクサ240は送信CDMA信号をPA248からモジュール222へとルーティングし、さらに受信されたRF信号をモジュール222からLNA242へとルーティングする。受信経路については、デュプレクサ240からの受信されたRF信号は、LNA242によって増幅されるとともにフィルタ244によって濾波されて入力CDMA信号を得る。入力CDMA信号はRFバックエンド250に提供される。送信経路については、RFバックエンド250からの出力CDMA信号はフィルタ246によって濾波されるとともにPA248によって増幅されて送信CDMA信号を得る。送信CDMA信号はデュプレクサ240によってルーティングされ、モジュール222によってアンテナ202に接続される。簡略化のために、図2は、CDMA用の1つの周波数帯用のデュプレクサ240、LNA242、フィルタ244および246、ならびにPA248の1つの組を示す。これらの回路ブロックの複数の組が使用されてCDMA用の複数の周波数帯をサポートし得る。] 図2 [0016] アンテナスイッチモジュール224は、ダイバーシチ/2次アンテナ204に接続されたアンテナポートおよびSAWフィルタ230e〜230hに接続された入力ポートを有する。モジュール224は、所与の瞬間に、アンテナ204から受信されたRF信号をSAWフィルタ230e〜230hのうちの1つに接続する。各SAWフィルタ230は、それぞれの周波数帯についての入力RF信号を濾波する。SAWフィルタ230e〜230hは、濾波されたRF信号をLNA232e〜232hにそれぞれ提供する。各LNA232は、その濾波されたRF信号を増幅し、増幅されたRF信号をRFバックエンド250に提供する。] [0017] 一般に、受信器は、任意の数の周波数帯および任意の周波数帯用の任意の数のSAWフィルタを含み得る。図2に示される典型的なデザインにおいて、SAWフィルタ230a〜230dは、GSM850帯域、GSM900帯域、GSM1800帯域、およびGSM1900帯域をそれぞれサポートする。GSM850帯域およびGSM1900帯域は、一般にアメリカで使用されており、また、GSM900帯域およびGSM1800帯域は一般にヨーロッパで使用されている。SAWフィルタ230e〜230fは、セルラ帯域、PCS帯域、およびIMT−2000帯域をそれぞれサポートする。これらは一般にCDMA用に使用される。SAWフィルタ230gはGPS帯域をサポートする。SAWフィルタ230a〜230hは、他の周波数帯、例としてGSM450、2600のような周波数帯もサポートし得る。] 図2 [0018] RFバックエンド250は、様々な回路ブロック、例としてダウンコンバータ、可変利得増幅器(VGA)、増幅器、バッファ、低域通過フィルタなどを含み得る。RFバックエンド250は、LNA232a〜232hおよびフィルタ244からのRF信号を周波数ダウンコンバートする。RFバックエンド250はダウンコンバートされた信号をさらに増幅および濾波し、またベースバンド信号をディジタル部分260に提供し得る。RFバックエンド250はまた、ベースバンドGSM信号およびベースバンドCDMA信号を増幅し、濾波し、周波数アップコンバートし、また出力GSM信号およびCDMA信号をフィルタ226および246にそれぞれ提供し得る。] [0019] ディジタル部260内において、変調復調装置(モデム)プロセッサ270は、GSMおよびCDMA用のモデム処理を行ない得る。モデムプロセッサ270は、ベースバンド信号をディジタル化してサンプルを得、さらにサンプルを処理して(例えば、復調および復号して)復号データを取得し得る。GSMおよびW−CDMAについてのモデム処理は3GPP文書において記述される。また、cdma2000についてのモデム処理は3GPP2文書において記述される。3GPPと3GPP2の文書は公開されている。コントローラ/プロセッサ280はモデムプロセッサ270およびRFバックエンド250の動作を制御し得る。メモリ282はモデムプロセッサ270およびコントローラ/プロセッサ280用のデータとプログラムコードを格納し得る。] [0020] RFフロントエンド220およびRFバックエンド250の全てまたは一部は、1つまたは複数のRFIC、混合信号ICなどの上で実現され得る。例えば、LNA232a〜232hおよびRFバックエンド250は、1つのRFIC上で実現され得る。モジュール222および224、デュプレクサ240、およびSAWフィルタ230a〜230hは外部ディスクリート部品によって実現され得る。モデムプロセッサ270、コントローラ/プロセッサ280、およびメモリ282は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)上で実現され得る。] [0021] 図2に示されるように、無線装置110aは、複数のシステム、複数の周波数帯、および(または)複数のアンテナをサポートするために多くのSAWフィルタを含み得る。SAWフィルタが使用され大きな振幅の帯域外信号(それらは一般に妨害信号またはブロッカーと称される)を減衰させ得る。妨害信号は希望信号より振幅においてはるかに大きい場合がある。従って、LNAおよび後続のミキサは、希望信号を伴った妨害信号の相互変調を緩和するために高い線形性要件を有し得る。この相互変調は希望信号帯域幅内にあり得るとともに性能を悪化させ得るノイズとして働き得る相互変調歪の生成につながり得る。SAWフィルタを用いて妨害信号を減ずることによって、LNAとミキサの線形性要件は緩められ得る。しかしながら、SAWフィルタは、無線装置110aの面積およびコストを増加させる。] 図2 [0022] 一側面では、トラッキングフィルタが使用されてLNAの前で帯域外信号および隣接チャネル信号を減じ、LNAおよび後続の回路ブロックの線形性要件を緩めることができ得る。トラッキングフィルタは、チューナブルフィルタ、チューナブル帯域通過フィルタなどとも称され得る。トラッキングフィルタは、回路部品の共通の組によって複数の周波数帯および/または複数のシステムをサポートし得る。このことは、受信器のデザインを大幅に簡略化し得る。トラッキングフィルタはまた、能動回路構成要素によって実現され得、RF集積回路(RFIC)上で効率的に実現されて面積およびコストの両方を減じ得る。] [0023] 図3は、無線装置110bのブロック図を示す。無線装置110bは、図1中の無線装置110の別の典型的なデザインである。無線装置110bはアナログ部310およびディジタル部360を含む。アナログ部310は、複数のシステム(例えばGSM、CDMA、GPS)用の複数の周波数帯を協働でサポートするRFフロントエンド320およびRFバックエンド350を含む。] 図1 図3 [0024] RFフロントエンド320は、RFフロントエンド320がGSMまたはCDMAのいずれかを処理することを可能にするようにスイッチングを行なうアンテナスイッチモジュール322を含む。CDMAについては、モジュール322は1次アンテナ302をデュプレクサ340に接続する。受信経路については、デュプレクサ340からの受信されたRF信号は、LNA342によって増幅されるとともにフィルタ344によって濾波されて入力CDMA信号を得る。入力CDMA信号はRFバックエンド350に提供される。送信経路については、RFバックエンド350からの出力CDMA信号はフィルタ346によって濾波されるとともにPA348によって増幅されて送信CDMA信号を得る。送信CDMA信号はデュプレクサ340によってルーティングされ、モジュール322によってアンテナ302に接続される。一般に、RFフロントエンド320は、CDMA用の任意の数の周波数帯用のデュプレクサ340、LNA342、フィルタ344および346、ならびにPA348の組を任意の数、含み得る。] [0025] GSMについては、モジュール322は、送信期間の間、送信GSM信号をPA328からアンテナ302に接続し、受信期間の間、第1の受信されたRF信号をアンテナ302からトラッキングフィルタ330aに接続する。トラッキングフィルタ330aは、希望信号の中心周波数に追従または従う周波数応答に基づいて第1の受信されるRF信号を濾波し、第1の濾波されたRF信号を提供する。LNA332aは、第1の濾波されたRF信号を増幅し、第1の増幅されたRF信号をRFバックエンド350に提供する。同様に、トラッキングフィルタ330bは、ダイバーシチ/2次アンテナ304から第2の受信されたRF信号を受け取り、希望信号の中心周波数に追従する周波数応答に基づいて第2の受信されたRF信号を濾波し、第2の濾波されたRF信号を提供する。LNA332bは、第2の濾波されたRF信号を増幅し、第2の増幅されたRF信号をRFバックエンド350に提供する。] [0026] トラッキングフィルタ330aおよび330bは独立して動作され得る。トラッキングフィルタ330aおよび/または330bは所与の瞬間に動作し得る。トラッキングフィルタ330aおよび330bは、同じまたは相違する周波数帯上で、同じまたは相違するシステムからRF信号を受信し得る。トラッキングフィルタ330aおよび330bはまた、同じまたは相違するデザインを有し得る。例えば、トラッキングフィルタ330aおよび330bは同じまたは相違する帯域幅、同じまたは相違するフィルタの並びおよび周波数応答などを有し得る。トラッキングフィルタ330aおよび330bのいくつかの典型的なデザインは後に記述される。] [0027] RFバックエンド350は、様々な回路ブロック、例としてミキサ、VGA、増幅器、バッファ、低域通過フィルタなどを含み得る。RFバックエンド350は、LNA332a、332b、およびフィルタ344からのRF信号を周波数ダウンコンバートし、ダウンコンバートされた信号を増幅および濾波し、ベースバンド信号をディジタル部360に提供し得る。] [0028] ディジタル部360において、モデムプロセッサ370は、ベースバンド信号をディジタル化してサンプルを得、さらにサンプルを処理して復号データを取得し得る。コントローラ/プロセッサ380は、モデムプロセッサ370およびRFバックエンド350の動作を制御し得る。メモリ382はモデムプロセッサ370およびコントローラ/プロセッサ380用のデータとプログラムコードを格納し得る。] [0029] RFフロントエンド320およびRFバックエンド350の全てまたは一部は、1つまたは複数のRFIC、混合信号ICなどの上で実現され得る。例えば、トラッキングフィルタ330aおよび330b、LNA332aおよび332b、ならびにRFバックエンド350は、1つのRFIC上で実現され得る。モデムプロセッサ370、コントローラ/プロセッサ380、およびメモリ382は、1つまたは複数のASIC上で実現され得る。] [0030] 図2および図3に示されるように、無線装置110中の受信器は、SAWフィルタ230に代えてトラッキングフィルタ330を使用することによって簡略化され得る。図2および図3に示される典型的なデザインについては、トラッキングフィルタ330を使用することは、8つのSAWフィルタ、6つのLNA、1つのアンテナスイッチモジュール、および恐らくはICピンおよびパッドの削除を可能にし得る。トラッキングフィルタ330を使用することは受信器の面積およびコストを大幅に下げ得る。] 図2 図3 [0031] 一般に、受信器はスーパーヘテロダインアーキテクチャまたは直接変換アーキテクチャによって実現され得る。スーパーヘテロダインアーキテクチャでは、信号は、多段の中でRFからベースバンドへ(例えば1段階でRFから中間周波数(IF)へ、続いて別の段階でIFからベースバンドへ)周波数ダウンコンバートされる。直接変換アーキテクチャ(これはゼロIF(ZIF)アーキテクチャとも称される)では、信号は、1段階でRFからベースバンドに直接、周波数ダウンコンバートされる。スーパーヘテロダインおよび直接変換アーキテクチャは相違する回路ブロックを使用し、また/または相違する要件を有し得る。トラッキングフィルタはスーパーヘテロダインアーキテクチャおよび直接変換アーキテクチャの両方に対して使用され得る。簡略化のために、直接変換アーキテクチャ用にトラッキングフィルタを使用することが、下に記述される。] [0032] 図4は、RFバックエンド350の一部の典型的なデザインのブロック図を示す。これは直接変換アーキテクチャを実現する。RFバックエンド350において、ダウンコンバータ352aはLNA332aから第1の増幅されたRF信号を受信するとともにLO生成器354aからの第1の局部発振器(LO)信号を用いて周波数ダウンコンバートし、第1のダウンコンバートされた信号を提供する。低域通過フィルタ356aは、第1のダウンコンバートされた信号を濾波し、第1の濾波された信号を提供する。増幅器(アンプ)358aは第1の濾波された信号を増幅し、第1のベースバンド信号POUTを提供する。同様に、ミキサ352bはLNA332bから第2の増幅されたRF信号を受信するとともにLO生成器354bからの第2のLO信号を用いて周波数ダウンコンバートし、第2のダウンコンバートされた信号を提供する。低域通過フィルタ356bは、第2のダウンコンバートされた信号を濾波し、第2の濾波された信号を提供する。増幅器358bは第2の濾波された信号を増幅し、第2のベースバンド信号DOUTを提供する。] 図4 [0033] 図4は具体的なRFバックエンドのデザインを示す。一般に、受信器中の信号の調整は増幅器、フィルタ、ミキサなどの1つまたは複数の段階によって行なわれ得る。これらの回路ブロックは図4に示される構成とは異なって配置され得る。さらに、受信器中の信号を調整するために図4において図示されない他の回路ブロック(例えばVGA)も使用され得る。図4中のいくつかの回路ブロックも省略され得る。] 図4 [0034] 図5は、トラッキングフィルタ330xを備えた受信経路500の典型的なデザインのブロック図を示す。受信経路500は1次またはダイバーシチアンテナ用に使用され得る。トラッキングフィルタ330xは、図3および図4中の各トラッキングフィルタ330aおよび330b用に使用され得る。図5に示される典型的なデザインでは、トラッキングフィルタ330x中の加算器522は、トラッキングフィルタ用の入力信号VINおよびフィードバック信号VFBを受け取り、入力信号からフィードバック信号を減じ、第1信号V1を提供する。入力信号VINは1次アンテナ302からの第1の受信されたRF信号、または図3中のダイバーシチアンテナ304からの第2の受信されたRF信号に相当し得る。LNA332は第1信号V1を増幅し、第2信号V2を提供する。ダウンコンバータ352は、LO信号VLOを用いて第2信号V2を周波数ダウンコンバートし、出力信号VOUTを提供する。出力信号VOUTはベースバンドまたはIF周波数にあり得る。] 図3 図4 図5 [0035] トラッキングフィルタ330xにおいて、微分器524は、出力信号VOUTを受け取るとともに微分し、第3信号V3を提供する。アップコンバータ528は、LO信号VLO_TFを用いて第3信号V3を周波数アップコンバートし、第4信号V3を提供する。LO信号VLOおよびVLO_TFは同じ周波数を有し得る。ユニット530はアップコンバータ528から第4信号を受け取り、第4信号の実数部をフィードバック信号VFBとして加算器522に提供する。] [0036] トラッキングフィルタ330xは以下のように動作する。入力信号VINは、LNA332によって増幅され、ダウンコンバータ352によって周波数ダウンコンバートされて出力信号VOUTを得る。微分器524は、希望信号を遮断するとともにより高い周波数成分を通す高域通過フィルタとして働く。この、より高い周波数成分は、アップコンバータ528によってアップコンバートされ、加算器522によって入力信号から減じられる。したがって、トラッキングフィルタ330xによる帯域外阻止の量は微分器524の周波数応答によって決定され得る。] [0037] 1次微分器524については、図5に示されるように、周波数ダウンコンバート後のトラッキングフィルタ330xからの出力信号は、次のように表現され得る。] 図5 [0038] GはLNA332の利得であり、 kは微分器524の利得であり、 fLOはダウンコンバートに使用されるLO信号の周波数であり、 VIN(f)はRFにある周波数fの関数としての入力信号であり、 VOUT(f−fLO)はダウンコンバート後の周波数の関数としての出力信号である。] [0039] 式(1)は、入力信号をダウンコンバートするとともに低域通過フィルタを適用することによって、出力信号が得られ得ることを示している。] [0040] 低域通過フィルタの伝達関数は次のように表現され得る。] [0041] 式(2)は、低域通過フィルタ応答が帯域幅BWLPF=1/Gkおよび直流(DC)利得1/kを有することを示す。さらに、低域通過フィルタはダウンコンバート後に適用され、そして低域通過フィルタ帯域幅は希望信号帯域幅に基づいて設定され得る。例えば、低域通過フィルタの帯域幅はGSM用の数百kHzまたはCDMA用の数MHzに設定され得る。低域通過フィルタの伝達関数は、アップコンバータ528によって結果的にRFへとアップコンバートされ、入力信号VINが等価的な帯域通過フィルタを観察するという結果になる。この等価的な帯域通過フィルタの帯域幅および応答は低域通過フィルタの帯域幅および応答によって定まる。等価的な帯域通過フィルタの品質係数Qは次のように表現され得る。] [0042] 低域通過フィルタの帯域幅BWLPFは、希望信号の帯域幅に基づいて設定され得、数百kHzまたは数MHzであり得る。LO周波数fLOは希望信号の中心周波数によって定まり、数百MHzまたは数GHzであり得る。従って、非常に高いQが、等価的帯域通過フィルタについて達成され得る。さらに、高いQが、有効回路要素(例えばトランジスタ)を使用して、Qの高い無効回路要素(例えばインダクタ)を必要とすることなく、達成され得る。] [0043] 図5に示される典型的なデザインでは、フィードバック信号VFBがLNA332の前で入力信号VINから減じられる。加算器522からの第1信号V1はより低い帯域外信号レベルを有し得る。このことは、LNA332およびダウンコンバータ352の線形性要件を緩め得る。フィードバック信号はダウンコンバータ352より前の別の位置で印加されてもよい。] 図5 [0044] 図6は、トラッキングフィルタ330xを備えた受信経路600の典型的なデザインのブロック図を示す。受信経路600は1次またはダイバーシチアンテナ用に使用され得る。図6に示される典型的なデザインでは、広帯域の帯域通過フィルタ612は受信された信号VRXを受け取るとともに濾波し、濾波された信号を提供する。受信された信号VRXは、1次アンテナ302からの第1の受信されたRF信号、または図3中のダイバーシチアンテナ304からの第2の受信されたRF信号に相当し得る。フィルタ612は広帯域の周波数選択性を提供し得、またフィルタ612の帯域幅は数十または数百MHzであり得る。フィルタ612はインピーダンス整合も提供し得る。図5中のLNA332は増幅器614および616によって実現され得る。増幅器614は、フィルタ612からの濾波された信号を利得G1で増幅し、トラッキングフィルタ330x用の入力信号VINを提供する。加算器522は、入力信号VINからフィードバック信号VFBを減じ、第1信号V1を提供する。増幅器616は、第1信号V1を利得G2で増幅し、ダウンコンバータ352に第2信号V2を提供する。] 図3 図5 図6 [0045] 図5中のLNA332は利得Gを有し得、利得Gは増幅器614および616の利得G1およびG2に分離され得る。増幅器614は、小さな利得を提供し、大きな帯域外信号成分を扱うように設計され得る。増幅器616は、残りの利得を提供し、緩和された線形性要件で設計され得る。加算器522は、増幅器614の後で実現されるのが容易であり得る。例えば、ユニット530からの出力電流IFBは、IFBを反転するとともに反転されたIFBとIINとを加算ノードで加算することによって、増幅器614からの出力電流IINから減じられ得る。] 図5 [0046] 図7は、トラッキングフィルタ330yを備えた受信経路700の典型的なデザインのブロック図を示す。受信経路700は1次またはダイバーシチアンテナ用に使用され得る。トラッキングフィルタ330yは図3および図4中の各トラッキングフィルタ330aおよび330bに使用され得る。受信経路700において、広帯域の帯域通過フィルタ712は受信された信号VRXを受け取るとともに濾波し、トラッキングフィルタ330y用の入力信号VINを提供する。] 図3 図4 図7 [0047] 図7に示される典型的なデザインにおいて、トラッキングフィルタ330yは、加算器722、アップコンバータ728、および実ユニット730を含んでいる。これらは、図5中のトラッキングフィルタ330x中の加算器522、アップコンバータ528、および実ユニット530とそれぞれ同様に接続されている。トラッキングフィルタ330yはさらに高域通過フィルタ724および広帯域の低域通過フィルタ726を含む。高域通過フィルタ724はダウンコンバータ352から出力信号VOUTを受け取るとともに濾波し、第3信号V3を提供する。高域通過フィルタ724は希望信号を遮断するとともに帯域外信号成分を通し得る。高域通過フィルタ724は、任意の適切な帯域幅およびフィルタの次数、例えば、1次、2次、3次、あるいはより高次を有し得る。『高次は、後に記述されるように、高次導関数によって達成され得る。低域通過フィルタ726は第3信号V3を受け取るとともに濾波し、濾波された第3信号をアップコンバータ728に提供する。低域通過フィルタ726は、広い帯域幅を有しており、LO信号の高調波だけでなくfLO+fRF成分も抑え得る。これらのLOの成分はフィードバック信号と比較して比較的大きいものであり得る。従って、これらのLOの成分を抑えることが、入力信号中の帯域外信号成分の減衰を改善し得る。] 図5 図7 [0048] 図5、図6、および図7は、いくつかの典型的なトラッキングフィルタのデザイン、およびトラッキングフィルタを取り入れているいくつかの典型的な受信器経路のデザインを示す。トラッキングフィルタおよび/または受信経路は性能を改善し得る他の回路ブロックを含み得る。例えば、DCオフセット除去ブロックが、図5中の微分器524の前(または後)、図7中の高域通過フィルタ724の後、アップコンバータ528または728の前、等に挿入され得る。DCオフセット除去ブロックは、DCオフセットを推定および除去し得、このことは性能を改善し得る。] 図5 図6 図7 [0049] 図8は、トラッキングフィルタ330zを備えた受信経路800の典型的なデザインのブロック図を示す。受信経路800は1次またはダイバーシチアンテナ用に使用され得る。トラッキングフィルタ330zは図3および図4中の各トラッキングフィルタ330aおよび330bに使用され得る。トラッキングフィルタ330zにおいて、加算器822は、トラッキングフィルタ用の入力信号VINからフィードバック信号VFBを減じ、第1信号V1を提供する。LNA332は第1信号V1を増幅するとともに第2信号V2をダウンコンバータ352に提供する。ダウンコンバータ352において、ミキサ852aは、第2信号V2をcos(ωLO t)でダウンコンバートし、同相出力信号IOUTを提供する。ミキサ852bは、sin(ωLO t)で第2信号V2をダウンコンバートし、直交出力信号QOUTを提供する。] 図3 図4 図8 [0050] トラッキングフィルタ330zにおいて、微分器824aおよび824bはIOUT信号およびQOUT信号をそれぞれ微分し、I3信号およびQ3信号をそれぞれ提供する。アップコンバータ828において、ミキサ830aは、I3信号をcos(ωLO t)でアップコンバートし、ミキサ830bは、Q3信号をsin(ωLO t)でアップコンバートする。加算器832は、ミキサ830aおよび830bの出力を加算し、フィードバック信号VFBを加算器822に提供する。アップコンバータ828は、I3およびQ3からなる複素第3信号をcos(ωLO t)およびsin(ωLO t)からなる複素LO信号で乗じて、結果得る生成物の実部を提供する。] [0051] LO生成器354は、ωLO=2πfLOの所望のLO周波数でコサイン信号およびサイン信号を生成する。バッファ854aおよび854bは、それぞれ、LO生成器354からのコサイン信号およびサイン信号をバッファし、バッファされたコサイン信号およびサイン信号をミキサ852aおよび852bに提供する。バッファ856aおよび856bは、それぞれ、LO生成器354からのコサイン信号およびサイン信号をバッファし、バッファされたコサイン信号およびサイン信号をミキサ830aおよび830bに提供する。したがって、ダウンコンバートに使用される複素LO信号は、アップコンバートに使用される複素LO信号と同じ周波数を有する。] [0052] ミキサ830a、830b、852a、および852bは、当技術において既知の様々なデザインで(例えばギルバートの乗算器で)実現され得る。ノイズを減らすために、ミキサ830aおよび830bは受動型ミキサ(例えばスイッチ電界効果トランジスタ)(FET)で実現され得る。] [0053] トラッキングフィルタは、安定した動作を保証するように設計され得る。これは、最も高い動作周波数について十分な閉ループ位相余裕を保証することによって達成され得る。必要であれば、遅延ユニットが、安定した動作を保証するためにトラッキングフィルタ中の適切な位置に挿入され得る。例えば、遅延ユニットは、バッファ856aおよび856bの前または後に挿入されて、ミキサ830aおよび830bに提供されるコサイン信号およびサイン信号の遅延または位相を調整する。] [0054] 図9は、微分器900の典型的なデザインのブロック図を示している。これは、図5中の微分器524、図7中の高域通過フィルタ724、図8中の各微分器824aおよび824bに使用され得る。微分器900において、ダウンコンバータからの出力信号VOUTは微分器912a〜912nに提供される。微分器912aは1次微分器であり、微分器912bは2次微分器であり、同様にして、微分器912nはn次微分器である(nは1以上の任意の整数値)。微分器912a〜912nの出力は、それぞれ、乗算器914a〜914nによって、スケーリング係数k1〜knでスケーリングされる。加算器916は、乗算器914a〜914nの出力を加算し、第3信号V3を提供する。一般に、微分器900は、任意の数の任意の次数の微分器を導入し得る。] 図5 図7 図8 図9 [0055] 図10は、トラッキングフィルタを用いて信号を処理するための工程1000の典型的なデザインを示している。フィードバック信号が入力信号から減じられて第1信号を取得し得る(ブロック1012)。第1信号が(例えばLNAによって)増幅されて第2信号を取得し得る(ブロック1014)。第2信号がダウンコンバートされて出力信号を取得し得る(ブロック1016)。出力信号が濾波されて(例えば、微分されて)第3信号を取得し得る(ブロック1018)。第3信号がアップコンバートされて第4信号を取得し得る(ブロック1020)。第2信号は、第1LO信号に基づいてダウンコンバートされ得、第3信号は、第1LO信号と同じ周波数を有し得る第2LO信号に基づいてアップコンバートされ得る。フィードバック信号が第4信号に基づいて導出され得る(ブロック1022)。] 図10 [0056] ブロック1018について、フィルタリングは、出力信号を微分すること、出力信号を高域通過濾波すること等によって達成され得る。ブロック1018中のフィルタリングは、受け取られている希望信号を遮断し帯域外信号成分を通し得る。第3信号はまた、低域通過濾波されてダウンコンバートとアップコンバートに使用されるLO信号によりスプリアス成分を除去し得る。] [0057] 入力信号は、例えば、図5および図7に示されるようにアンテナから到来し得る。入力信号は、例えば図6および図8に示されるように、アンテナから受信された信号を増幅および/または帯域通過濾波することによっても得られ得る。トラッキングフィルタが使用されてGSMおよび/または他のシステム中の複数の周波数帯についての入力信号を濾波し得る。トラッキングフィルタはまた、1次アンテナまたはダイバーシチアンテナからの信号を濾波し得る。] 図5 図6 図7 図8 [0058] 一般に、装置はトラッキングフィルタ、LNA、およびダウンコンバータを含み得る。トラッキングフィルタは加算器、フィルタ、およびアップコンバータを含み得る。加算器は、入力信号からフィードバック信号を減じ、第1信号を提供し得る。LNAは、第1信号を増幅し、第2信号を提供し得る。ダウンコンバータは、第2信号を周波数ダウンコンバートし、出力信号を提供し得る。フィルタは、出力信号を濾波し(例えば、微分し)、第3信号を提供し得る。フィルタは、受け取られている希望信号を遮断し、帯域外信号成分を通し得る。アップコンバータは、第3信号を周波数アップコンバートし、第4信号を提供し得る。この第4信号からフィードバック信号が導出される。周波数ダウンコンバートは第1LO信号に基づき得、また、周波数アップコンバートは、第1LO信号と同じ周波数を有する第2LO信号に基づき得る。トラッキングフィルタは、希望信号の周波数に基づいて定まり得る等価的帯域通過フィルタ応答および可変の中心周波数を有し得る。] [0059] 本明細書において記述されるトラッキングフィルタは、様々なシステム(これらは相違する性能要件を有し得る)用に使用され得る。GSMについては、受信器は、約−112dBmで希望信号を受信しながら0dBmの電力レベルで帯域外ブロッカーを扱えるべきである。トラッキングフィルタがLNAの前にブロッカーを十分に減ずることが可能であり得、このことは、LNAおよび後続の回路の線形性要件を緩和し得、これらの回路ブロックがより少ない電力で動作することを可能にし得る。] [0060] CDMAの1次アンテナについては、受信器は、無線装置中の送信器によって生成された送信RF信号を十分に減ずることができるべきである。図3を再び参照すると、PA348からの送信CDMA信号は、デュプレクサ340およびモジュール322を介して1次アンテナ302へルーティングされ、1次アンテナにおいて+23dBm程度の高さであり得る。モジュール322はまた、受信されたRF信号を1次アンテナ302からトラッキングフィルタ330aへルーティングする。送信CDMA信号はTX入力からRX入力へとモジュール322によってリークし得る。トラッキングフィルタ330aは送信CDMA信号リークを十分に減ずることができ得、このことは、LNA332aおよび後続の回路の線形性要件を緩和し得る。] 図3 [0061] CDMA2次アンテナおよびGPSについては、受信器は、送信器によって生成された送信RF信号を十分に減ずることができるべきである。1次および2次アンテナ間の分離は10〜15dBであり得、また、受信器は、2次アンテナにおいて−5〜0dBmの送信RF信号成分を扱うことができるべきである。トラッキングフィルタ330bは送信RF信号成分を十分に減ずることができ得る。このことは、LNA332bおよび後続の回路の線形性要件を緩和し得る。] [0062] 本明細書において記述されるトラッキングフィルタは、IC、RFIC、混合信号IC、ASIC、プリント回路基板(PCB)、電子装置などの上で実現され得る。また、トラッキングフィルタは、様々なICプロセス技術によって、例として相補型金属酸化膜半導体(CMOS)、Nチャネル型MOS(nMOS)、Pチャネル型MOS(pMOS)、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、砒化ガリウムなど(ガリウム砒素)によって製造され得る。] [0063] 本明細書において記述されるトラッキングフィルタを実現する装置はスタンドアロン型装置であってもよいし、大型装置の一部であってもよい。装置は(i)スタンドアロン型IC、(ii)データおよび/または命令を格納するためのメモリICを含み得る1つまたは複数のICの組、(iii)RF受信器(RFR)またはRF送信器/受信器(RTR)のようなRFIC、(iv)移動局モデム(MSM)のようなASIC、(v)他の装置内に埋め込まれ得るモジュール、(vi)受信器、携帯電話、無線装置、ハンドセット、あるいはモバイルユニット、(vii)その他、であり得る。] [0064] 本開示のここまでの記述は、あらゆる当業者が本開示を実行または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は当業者にとって容易に明らかになり、また、本明細書において定義される包括的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形体に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書において示される例およびデザインに制限されることを意図されておらず、本明細書において開示される原理および新規な特徴と一貫している最も広い範囲と一致するべきである。]
权利要求:
請求項1 入力信号およびフィードバック信号を受け取り、第1信号を提供する加算器と、前記第1信号に基づいて導出された第2信号を周波数ダウンコンバートし、出力信号を提供するダウンコンバータと、前記出力信号を濾波し、第3信号を提供するフィルタと、前記第3信号を周波数アップコンバートし、前記フィードバック信号の導出の元となる第4信号を提供するアップコンバータと、を具備する通信装置。 請求項2 前記第1信号を増幅し、前記第2信号を提供する低ノイズ増幅器(LNA)、をさらに具備する、請求項1の装置。 請求項3 受信された信号を増幅し、前記入力信号を提供する第1増幅器と、前記第1信号を増幅し、前記第2信号を提供する第2増幅器と、をさらに具備する、請求項1の装置。 請求項4 前記加算器が、前記フィードバック信号についての第1電流を前記入力信号についての第2電流から減ずるための加算ノードを具備する、請求項3の装置。 請求項5 受信された信号を濾波し、前記入力信号を提供する帯域通過フィルタ、をさらに具備する、請求項1の装置。 請求項6 前記入力信号が特定の周波数の希望信号を具備し、前記ダウンコンバータが前記希望信号を特定の周波数からベースバンドまで周波数ダウンコンバートする、請求項1の装置。 請求項7 前記ダウンコンバータが前記第2信号を第1局部発振器(LO)信号に基づいて周波数ダウンコンバートし、前記アップコンバータが前記第3信号を前記第1LO信号と同じ周波数を有する第2LO信号に基づいて周波数アップコンバートする、請求項1の装置。 請求項8 前記フィルタが、受け取られている希望信号を遮断し、帯域外信号成分を通す、請求項1の装置。 請求項9 前記フィルタが微分器を具備する、請求項1の装置。 請求項10 前記フィルタが次数の相違する複数の微分器を具備する、請求項1の装置。 請求項11 前記フィルタが高域通過フィルタを具備する、請求項1の装置。 請求項12 前記第3信号を濾波しかつ濾波された第3信号を提供する低域通過フィルタをさらに具備し、前記低域通過フィルタが前記ダウンコンバータおよび前記アップコンバータ用の局部発振器(LO)信号による成分を除去し、前記アップコンバータが前記濾波された第3信号を周波数アップコンバートする、請求項1の装置。 請求項13 前記加算器、フィルタ、およびアップコンバータが、グローバル移動体通信システム(GSM)中の複数の周波数帯用の受信された信号を濾波するためのトラッキングフィルタを形成する、請求項1の装置。 請求項14 前記加算器、フィルタ、およびアップコンバータが、ダイバーシチアンテナから受信された信号を濾波するためのトラッキングフィルタを形成する、請求項1の装置。 請求項15 入力信号およびフィードバック信号を受け取り、第1信号を提供する加算器と、前記第1信号に基づいて導出された第2信号を周波数ダウンコンバートし、出力信号を提供するダウンコンバータと、前記出力信号を濾波し、第3信号を提供するフィルタと、前記第3信号を周波数アップコンバートし、前記フィードバック信号の導出の元となる第4信号を提供するアップコンバータと、を具備する集積回路。 請求項16 前記第1信号を増幅し、前記第2信号を提供する低ノイズ増幅器(LNA)、をさらに具備する、請求項15の集積回路。 請求項17 受信された信号を増幅し、前記入力信号を提供する第1増幅器と、前記第1信号を増幅し、前記第2信号を提供する第2増幅器と、をさらに具備する、請求項15の集積回路。 請求項18 入力信号を濾波し、第1信号を提供するトラッキングフィルタと、前記第1信号を増幅し、第2信号を提供する増幅器と、前記第2信号を周波数ダウンコンバートし、出力信号を提供するダウンコンバータと、を具備し、前記トラッキングフィルタが前記出力信号に基づいて前記入力信号を濾波する、通信装置。 請求項19 前記トラッキングフィルタが、受け取られている希望信号の周波数に基づいて定まる可変の中心周波数を有する、請求項18の装置。 請求項20 入力信号の処理方法であって、フィードバック信号を前記入力信号から減じて第1信号を得ることと、前記第1信号に基づいて導出された第2信号をダウンコンバートして出力信号を得ることと、前記出力信号を濾波して第3信号を得ることと、前記第3信号をアップコンバートして第4信号を得ることと、前記第4信号に基づいて前記フィードバック信号を導出することと、を具備する入力信号の処理方法。 請求項21 前記出力信号を濾波することが、前記出力信号を微分して前記第3信号を得ることを具備する、請求項20の方法。 請求項22 前記第1信号を増幅して前記第2信号を得ることをさらに具備する、請求項20の方法。 請求項23 フィードバック信号を入力信号から減じて第1信号を得るための手段と、前記第1信号に基づいて導出された第2信号をダウンコンバートして出力信号を得るための手段と、前記出力信号を濾波して第3信号を得るための手段と、前記第3信号をアップコンバートして第4信号を得るための手段と、前記第4信号に基づいて前記フィードバック信号を導出するための手段と、を具備する通信装置。 請求項24 前記出力信号を濾波するための手段が、前記出力信号を微分して前記第3信号を得るための手段を具備する、請求項23の装置。 請求項25 前記第1信号を増幅して前記第2信号を得るための手段をさらに具備する、請求項23の装置。
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公开号 | 公开日 KR20100090721A|2010-08-16| EP2245749A1|2010-11-03| EP2245749B1|2013-08-07| WO2009076562A1|2009-06-18| US8090332B2|2012-01-03| JP5108112B2|2012-12-26| CN101897123A|2010-11-24| CN101897123B|2014-05-14| KR101146165B1|2012-05-22| TW200945801A|2009-11-01| US20090156152A1|2009-06-18|
引用文献:
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